登り窯のご案内

  


福島県いわき市遠野町入遠野字天王186   



【登り窯の説明】

登り窯は文字通り傾斜地を利用して作ります。
左図のように、下方に設けた焚き口で薪を燃やし、その熱が上方へ伝わる所に部屋を作り陶器を焼成する仕組みです。
薪は3日から5日間の昼夜燃やし続けます。
赤松で焼成した作品は、電気炉や石油炉と比べるとはるかに時間が掛かりますが、趣のある風味のものが焼き上がります。(詳細の解説は下部)




煙突は最上部にある


↑ 火入れの様子, ↓ 窯出し



左から 1室,2室,3室の内部(10日ほど待って窯出し)





陶芸財団指定の「天王川温泉」。登り窯はこの敷地内にあります